株式会社NTTデータ オートモビリジェンス研究所
NTTデータグループ

ハイブリッドAIのコンセプトで
安心安全な自動運転を実現し世の中に広めていく

ARCに興味を持ったきっかけは?

大学ではメカトロニクスを専攻していましたので、卒業後は、自動車メーカーに入社しました。最初はカーナビゲーションシステムの量産設計に携わっていましたが、その後、研究開発の部隊へ移り、「知能化」をキーワードにソフトウェア・ハードウェア開発に取り組んでいました。
前職では、会社として取り扱う分野が多岐に亘っていたため、情勢により自分が担当していた「知能化」分野の優先度が大きく変わる事もあり、自分がやりたい分野に深く取り組む事が出来なくなる事もあったので、事業としてじっくり取り組める所を求め、転職を決意しました。
そのような中、就職サイトで「組込みソフト」「知能化AI」というキーワードで検索して、ARCを知り、業務内容が自分がこれまでやっていた事、これからやりたいと思っていた事と合致したので応募しました。 リモートでの面談ではありましたが、そこでARCとして取り組んでいきたい事や求める人材像をお聞きし、思っていた通りで好印象を持ちました。ARCでの事業内容が自分のやりたい事とマッチしており、やりたいことがARCで実現できると考えました。

現在の仕事内容は?

認識・判断系AIの研究開発リーダーとして、CTOと開発方針を検討・策定し、チームメンバーとともに実現に向けた研究開発を推進しています。
実現したい機能・アプリケーションの構想を練り研究計画を作成するとともに、具体的に適用できる手法・理論を調査、また実際にソースコードを書いたりシステムを構築をして実証実験を行い、機能の妥当性検証を行っています。研究にあたっては、これまでの経験をもとに若手メンバの育成を行いつつ、チームメンバ相互の研究の成果や課題を毎日のディスカッションを通じて共有しながら業務に取り組んでいます。

ARC先輩の声

職場環境はどうですか?

私は、テレワークと出社を半々勤務しているのですが、職場のメンバーは殆どテレワークですので、メンバーと職場で顔を合わせる事はほぼ無いです(笑)。その代わり、毎日1時間ほどリモートでチームミーティングを行っています。また、週に1回、CTOが参加して、部門全体のミーティングを行っていますが、上下関係の隔たりがなく、技術的なディスカッションではフラットに議論しています。チームの若手メンバーは、自分の専門領域を持っているので、ディスカッションがしやすいですね。ただ、ビジネス、物を創っていくという経験は、これからのメンバーなので、今後、成長を促していけるよう指導していきたいと考えています。

ARC先輩の声

これから取り組んでいきたい事は?

自動運転の領域は、物を認識するだけではなく、それがどのような状態にあるのか、また検出した複数の物がどのような関係にあるのかという事を理解
したうえで、どのような行動をとらなければいけないのか判断する必要があります。市街地等の、人間でも判断を迷うような環境では自動運転は現時点ではできません。自動運転を実現するための技術開発、例えば最新の理論を実際に試して、現実的なものなのか調査、研究していきたいと考えています。
また、使えることがわかったら、実際に世の中に広めていくためにはどのような事をしていかなくてはならないのか、限られた車のコンピュータ資源に載せるためにしなければならない事など、製品化への道筋にも関わっていきたいし、早く技術を広めていきたいと思っています。

ARC先輩の声