私は技術者としてだけでなくチームリーダーとしてリーダーシップを発揮する
第3事業部
シニアエンジニア
T.W
ARC入社:2019年
学位 / 専攻
博士(理学)
地球共生圏科学専攻
所属
第3事業部
ARCに興味を持ったきっかけは?
長く研究職を続けて来ましたので、テーマが決まっているものに取り組んで仕事をするという事に興味がありました。研究職にもいろいろあり、最初は、理学系で宇宙に関する分野へ主に取り組んでいましたが、工学系という分野で新しい素材を開発するという研究に移り、次第にもっと世の中の身近に役に立つ事に取り組んでいきたいと考えるようになりました。そのためには、研究機関ではなく、一般企業の中でより実践的に役立つ事に取り組むことが必要と感じ、一般企業への転職を決意しました。就職活動を進めるうえで、自分のこれまでのスキルを活かせる業務ができるIT系の仕事を目指していました。その中で様々な最新の技術の集合体とも言える自動運転というキーワードに特に興味をもちました。自動運転に取り組んでいる会社の募集はいくつか見つけることができました。その中でもARCは、IT技術に関してモデルベース・シナリオベースの手法を用いた開発に強みがあり、さらに最新技術を取り入れた業務も行っており、ここならば、自身の技術を活かして業務に取り組むだけでなく、未知の分野のことも学びながら取り組んでいけると思いました。
現在の仕事内容は?
自動車会社様に対して、自動運転に関する技術の検証のモデルを作ったり、実際に検証を行って、安全性を保証できるかどうかについてチームを組んでサービスを展開しています。その中で、私は技術者としてだけでなくチームリーダーとしてリーダーシップを発揮して業務に取り組んでいます。
仕事の魅力、やりがいは?
お客様がいて、お客様の要望に応えて、期間や締め切りの中で何かをつくっていく事に非常に強く責任をもって取り組むこと、その中で困難なこともあります。しかし、プロジェクトを終えた完遂した時、次のステップへと進むことができたとき達成感は、研究職の頃に比べるとより強く感じられるようになりました。
私の場合、研究職として従事していたころは、専門分野のプロッフェッショナルが集まって仕事をする環境であることが多かったですが、ここでは、営業の方、事務スタッフ、技術職といろいろな分野の人が集まって仕事をしているためさまざまな交流がさかんです。それぞれの強みを吸収していくことで勉強になり、やりがいも感じています。
これから取り組んでいきたい事は?
今後は、機械学習をはじめとした数学や統計を用いた技術を取り入れ、自動運転の最新の技術を更に発展させて、サービスを展開していく新しい業務が増えていくようですので、それらに積極的に係っていきたいですね。実際に、自分が寄与してお客様に展開したサービスが実現した時に、自分たちがつくったものがここにあるという実感をどんどん持てるようにしたいです。
職場環境はどうですか?
非常にアットホームな感じで、チーム毎のミーティングも進めやすいですね。従来の業務に卓越したベテラン社員と新しい技術開発を行う若手社員がバランスよくいて、双方の社員と議論しながら学んでいける良い環境です。事務所の机もスペースが広く、ミーティングルーム等設備も充実しています。私は、近所に住んでいるため出社することが多いのですが、業務はテレワークを選べるようになっていて、コロナ禍に配慮した働きやすい環境です。