技術と情熱が交差する現場で
未来のモビリティを創造する
第1事業部
シニアエンジニア
H.H
ARC入社:2022年
学位 / 専攻
学士
情報システム工学専攻
所属
第1事業部
ARCに興味を持ったきっかけは?
前職では技術者派遣の会社に勤め、自動車メーカーに常駐して、自動運転ソフトを含む車載ソフトの開発に5年程度携わっていました。大規模なチームでの仕事など貴重な経験ができたのですが、会社の人事制度の変更をきっかけに転職を考えるようになりました。自動車業界を経験したのでもう少し別の視点から新たな挑戦ができるところを探していたところ、ARCの行っている領域に興味を持ちました。ARCは自社で研究開発もしており、自前の技術をツール開発に活かしているのが印象的でした。大きな組織になると、研究と事業の距離が開きがちですが、ARCは研究の内容が直接、事業に反映されていて、技術的な裏付けのある“モノづくり”ができる事に魅力を感じて入社しました。
現在の仕事内容、やりがいは?
主に、自動運転システム安全性論証に基づくシナリオベース開発プロセスを実現するソフトウエアツール「GARDEN」をお客様に提供する際の導入支援を担当しています。
「GARDEN」の導入支援はツール支援チームとプロセス支援チームに分かれており、私はツール支援チームで、「GARDEN」との開発窓口として、お客様のカスタマイズの要望を要件定義して開発チームに伝えるといった業務をメインに行っています。さらには、お客様の自動運転開発プロジェクトを支援しながら、「GARDEN」を用いたシナリオ作成のサポートや標準開発プロセスの構築も行っています。お客様と開発チームの間に立ち、調整を行う事が多いため、苦労はありますが、お客様の開発環境をより良くするために考えた提案が実際に使われている状況を間近で感じられることは、非常にやりがいのある仕事だと思っています。
職場環境は、職場の雰囲気は?
私が所属する部署は、お客様と一緒に開発を行う為に、お客様のオフィスで仕事を行っています。月に10日のリモート勤務を活用しており、職場に全員が揃う事が難しいので、月に一度、新横浜のオフィスに集まって業務を行っています。その日は、全員でミーティングをして、情報を共有するなどコミュニケーションを図っています。職場は非常にオープンな雰囲気があり、お互いの意見を率直に言い合える環境です。それぞれの意見が尊重され、活発な意見交換が行われるため、プロジェクトの方向性に対して納得感を持って取り組むことができると感じています。
これから取り組んでいきたい事は?
管理職になりましたので、将来的には、全員が力を発揮できるような組織を作っていきたいと考えています。自分の所属している部署にとどまらず、会社全体で成果を共有し、より良いものを創り出せる環境を目指していければと思います。具体的には、組織の枠を超えた活動を通じて、社内全体での連携を強化していきたいと考えています。
ツールの開発のみ行っていると、開発現場の本当の困りごとに疎くなってしまうリスクがあると思うので、研究開発部門との人材交流のような事を行うことにより、より現場感を持った開発ができることに繋がるのではと考えています。